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スキップフロア

スキップフロアとは、フロアの高さを半階層ずらして中階層をつくる間取りのことをいいます。

一般的にはワンフロアに数段ほどの階段をつくり、高さを変化させることでスキップフロアをつくります。このように段差を活かす間取りなのです。一般的な間取りは、空間を横に活用しますが、スキップフロアの間取りは縦の空間を有効活用できる点が大きな特徴です。空間を壁や建具で仕切るのではなく、段差を加えることで、ひとつの空間に緩やかなつながりを持たせた連続性のあるもうひとつの空間を作ることができます。

また、一般的な間取りは、間に廊下を設けることで空間を仕切ります。最近では人が行き来するだけの通路である廊下はデッドスペースとして考えられています。このスキップフロアの間取りであれば、段差によって間仕切りの役目を果たしてくれるため、廊下を設置する必要がないのです。廊下スペース分を居住スペースや収納スペースに充てることができ、その分広々とした空間を手に入れることができたり、収納スペースを充実させることができるのです。空間を有効活用しやすい間取りであるともいえます。縦の空間を活用するため視線の抜けが良く、面積以上の広さを実感できますし、空間に立体感が生まれることで空間のつながりを損なうことなく、しっかりと空間のメリハリも得られるのです。そのため家族が別々の場所で過ごしていても、互いの気配を近くに感じることができるため安心感が得られますし、個室で過ごしているかのような独立性も得られるのです。横の空間ばかりに注目してしまいがちですが、縦の空間も上手に活用してみるのもいいのではないでしょうか。

浮造りの床

我が家の床材には無垢材の杉を取り入れました。この杉のフローリングを浮造りにしたのです。

浮造りとは、木材加工方法の一つであり、木の柔らかい部分を磨きながらそぎ落として凹ませ、年輪が凹凸になるように仕上げる加工方法です。杉などの柔らかい木材ならではの仕上げ方法であり、木目が浮き上がったようになります。木目の美しさをより際立たせることができ、さらには触感の良さも高められるのです。杉のような柔らかい木材は足腰に負担がかかりにくく、さらに木目が凹凸になっていることで足裏をほどよく刺激してくれマッサージ効果が得られます。このように足裏を刺激することで体のバランス改善を促したり、肩こりや腰痛、偏頭痛などを予防したりするとされています。また、足ツボを刺激することから血行促進効果も期待できます。木目の凹凸が可視光線を吸収して光の反射を抑え、眼精疲労を減らして目に優しい空間をつくります。さらには木目の凹凸が滑り止め効果となり、小さな子どもからお年寄りまで安心して過ごすことができるのです。子ども達の偏平足予防にも効果があるとされています。

今までは合板フローリングの住まいで生活していました。夏場に裸足で床を歩くとペタッと貼りついたような感触でしたし、冬はヒヤッと冷たく裸足で歩くことはできません。しかし、無垢材の浮造りフローリングは、夏場でもサラサラとした心地よい肌触りですし、冬はほのかにあたたかみを感じられるため一年を通して裸足で過ごしたくなるような居住空間が広がります。裸足での暮らしを楽しむことができ、自然治癒力が高まるとされているのです。住まいに用いる建材、さらには加工方法にまで注目しておき、より快適で、居心地の良い住まいを手に入れられるようにしておきましょう。